8cmCD
水木れいじの作品解説と共にご覧下さい。

☆森サカエ
『北窓』
 

とても不思議な作品で、発売されて数年経った頃から、
カラオケ上級者の方々が好んで唄い始め、
今では どこのカラオケ大会でも必ず唄われる
船村徹先生作曲の名曲です。


☆美川憲一
『永遠にバラの時を』
 

美川憲一さんの歌手生活35周年記念曲です。
「来年の35周年は書いてもらおうと決めてるのよ!」
そのひと言に感激し、美川さんの半生記をそのまま詞にしました
映画でも「ハムナプトラ」など エジプトブームでしたから
紅白では 美川さんはクレオパトラに扮して熱唱しました。


☆中条きよし
『あの日の嘘のつぐないに』
 

松竹映画必殺シリーズ『三味線屋勇次』の主題歌として
発売されました。
作曲は岡千秋先生です。岡先生には珍しく歌謡曲ぽいメロディーで
隠れたカラオケの名曲として 今もよく唄われています。


☆田川寿美
『しゃくなげの雨』
 

レコーディングしたとき、寿美ちゃんは まだ10代でした。
詞の理解力があまりにも深いので、スタッフは皆なビックリ!
それが とても印象に残っています。
寿美ちゃんもこの作品を 気に入ってくれているみたいで、
今もよく唄ってくれますが、すっかり綺麗になった寿美ちゃんに
聴いている私のほうが、ドキドキしてしまう・・・そんな作品です。


☆石原詢子
『夕霧海峡』
 

何がなんでも数字を出す(売れる)作品を創ってあげなくては!
それだけを考えて 夢中で書き上げた詩です。
詢子ちゃんも 行間の哀愁まで見事に歌い上げてくれて
20万枚を突破するヒット曲になりました。
この曲をきっかけに人気歌手の仲間入り
実力派美人演歌歌手に 立派に成長されました。


☆香田 晋
『うそつき』
 

コンビを組ませていただいた数の いちばん多い
市川昭介先生作曲のリズム歌謡で、
第29回日本作詩大賞に入賞しました。
イチロー選手に「好きな歌手は香田晋!」と言わせた一曲です。


☆水森かおり
『北夜行』

 

「私のCDで一番売れなかった」と笑う水森かおりさん。
「でも、女性ファンにも人気があるし、私も好きな作品なの」と
スター歌手になってから、アコースティックバージョンで
『歌謡紀行 4』に収録。ボーカル力の凄さを実感させてくれます。


☆水森かおり
『よりそい花』
 

今や国民的歌手と呼ばれる水森かおりさんのデビュー第2作目です。
主人公の女性像がとてもいじらしく 可愛らしい作品で、
第29回 日本有線大賞 有線音楽賞に輝きました。
特に女性に人気のあった作品です。


☆瀬川瑛子
『花と嵐』

 

叶弦大先生らしい 伸びやかでスケールのあるメロディーで、
今もカラオケ大会でよく唄われている作品です。
もう無くなりましたが、赤坂溜池の日本クラウン隣にあった
「ピッコロ」という喫茶店に原稿用紙を持ち込んで、
曷川正光ディレクターと 膝をつき合わせて詞を完成させた、
そんな懐かしい 想い出いっぱいの作品です。

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